介護施設に比べて同様が多い病院の現状

マイナンバーと連携した医療IDが2018年から運用されることになって病院や診療所では動揺が走っています。
その原因には使用されるIDのセキュリティー問題があることも事実ですが、それよりも大きいのはほとんどの作業が電子化されることになって、今までとは違う仕事の流れになっていくことが予想されるからです。
病院内で情報端末を用いたシステムが運用されているケースは病院や診療所では半数強というのが実情であり、それ以外の施設では医療IDの導入にともなって作業の電子化が余儀なくされます。
そのことが実務に影響を及ぼしてしまうことが不安になっているのが現状です。
しかし、それに比べると動揺が少なかったのが介護施設であり、同じIDを使用することになる可能性があるにも関わらず、現場からの声が病院ほどに高くはありません。
これは介護保険制度が比較的新しく定められたものであり、改正も頻繁に行われていることによって電子化による管理の必要性が高かった影響を受けています。
その状況ができてから設置された介護施設が多いため、もともと情報化が進んでいる現場が多く、マイナンバーが使用されることになってももともと情報端末を利用する仕事をしていることから実務にはそれほど支障が出ないと予想されているのです。
古くから設置されている病院や診療所に比べるとこのような状況の違いが生じていることから医療IDの運用に際して病院と介護施設での動揺の度合いが異なる現状が生まれています。